大壁画「大涅槃図」 Big Wall Painting

禅定寺巨大壁画「大涅槃図」を描いた6年間
~ Big Wall Painting “Great Nirvana” at Zenjo-ji Temple in Kyoto Japan~

Story

京都府宇治田原町禅定寺において1999年4月8日巨大壁画『大涅槃図』の開眼法要が執り行われた。
この瞬間『大涅槃図』は【観る】ものから【拝む】ものに変わった。
高さ8メートル、横45メートルの巨大な防災壁の中心に『大涅槃図』を描き、その周囲を大小108の枠に分けた。そのうち44枠に本多豊國が七観音・三十三観音などを描き、64枠に全国から応募してきた一般の方々が【わたしのほとけさま】を主題として思いをこめて描いている。
構想や下絵の準備に約2年間、さらに実制作で足掛け4年の合わせて6年の歳月がこの完成までに費やされている。

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この壁画の主題でもある【涅槃】とは簡単に言えば【悟りの境地】の事。そのため、釈迦の入滅【死】に際しても、菩薩の多くが涙せずに見守っているのはその意味が込められているからである。逆に【死】と捉えている弟子達は嘆き悲しんでいる。 高さ8メートルの高さを描くために脚組みを3段構え、制作にのぞんだ。
この脚組みは鉄製で、夏場はそれこそ地獄のような暑さだったという。

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About Zenjo-ji Temple

正しくは白華補陀落山観音妙知院禅定寺と称す。
もとは天台宗だが、現在は曹洞宗の寺院である。

Access

JR奈良線宇治駅、または京阪宇治駅よりバス、あるいはタクシーが便利です。

JR奈良線宇治駅または京阪宇治駅もしくは近鉄新田辺駅より京阪宇治バス維中前行き又は緑苑坂・工業団地方面行き維中前(いちゅうまえ)下車、徒歩30分。 禅定寺方面のバス便(JR石山方面行き)は廃止されたが、毎月13日の猿丸神社月次祭では「維中前」から猿丸神社行きの臨時便が運行され、それに乗車した場合は「禅定寺」で下車。 バスは本数が少ないため事前に確認して下さい。

禅定寺 wikipedia